結愛ちゃん事件(東京都目黒区)、児童相談所のせいにもできない

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児童虐待

ニュースでもたびたび報道されている結愛ちゃん事件

東京都目黒区で虐待を受けたとされる船戸結愛(ゆあ)ちゃん(5)が3月に死亡した事件で、警視庁は6日、すでに傷害罪で起訴されている父親の無職船戸雄大容疑者(33)を、保護責任者遺棄致死の疑いで再逮捕し、母親の優里容疑者(25)も同容疑で新たに逮捕した。
同日発表した。2人とも容疑を認めているという。

結愛ちゃんの体重は死亡時、同年代の平均の約20キロを下回る12・2キロだった。
部屋からは、「もっとあしたはできるようにするからもうおねがいゆるして」などと結愛ちゃんが書いたノートが見つかっていた。
毎朝4時ごろに起床し、平仮名の練習をさせられていた

という。

非常に残念で傷ましいニュースです。

 

ニュース記事では

都や一家が以前住んでいた香川県などによると、結愛ちゃんは同県で2016年と17年に計2回、県の児童相談所で一時保護された。2回目の保護が解除された後の同年8月末には、病院から「こめかみ付近と太ももにあざがある」と児相に通報があり、結愛ちゃんは「パパに蹴られた」と話したが、県は一時保護の必要はないと判断していた。

 一家は今年1月に目黒区に転居。
県の児相から引き継ぎを受けた品川児相が2月9日に家庭訪問していたが、優里容疑者とは会えたものの、結愛ちゃんには会えなかったという。

 

児童相談所は、香川に住んでいた時からマークしていた。
目黒に転居しても品川児相は、訪問もしている。
とのこと。

 

この手の事件、親子の問題は非常に難しい。

過剰に児童相談所が口を出せば、親は親として、子育てに首を突っ込むな!
というだろう。

児童相談所が家庭訪問している時に、懇切丁寧に対応する親も少ないだろう。
 

で、
今回の事件を児童相談所のせいにしていいのか?
ということ。

個人的には、今回の事件は結果として残念だけど、
児童相談所の働きかけで、

  • どれくらいの子供のが助かっているのか?
  • 未然に防げているのか?
  • もしくは、親がそれによって救われているのか?

年間、どれくらいの親が逮捕・補導・指導されているかの分からないけど、こちらの側面も忘れていけないと思う。

 

もちろん、傷ましい事件はゼロの方がいい。

しかし、そんなに上手くいくものでもない。

 

いくら、児童相談所がケアしても、今後、このような事件は起きるだろう。

ただ、その都度、児童相談所に悪のレッテルを張るのはやめたほうがいいだろう。

 

じゃぁ、
児童相談所がどれだけ瀬戸際で食い止めることができるのか?

都内では近所付き合いがないから、周りの人からの情報は期待できないだろう。

その中で、有効な働きかけをするためにはどうすればいいのか?

ここが今後のおおきなポイントということだろう。
 

1つ思うのが、
児童相談所の存在を、虐待をしている親を見つけ、指導する所という認識から、

育児で困ったり、また詰まったときに相談できる場所、

また、イライラして子供を殴っちゃったときに駆け込める場所

というイメージの場所にならないだろうか?

 
児童相談所全国共通ダイヤルとして
虐待かもと思ったら、いち・はや・く 
いち・はや・く

テレビでは、今回のニュースで、
虐待と思われる家族を見たら、直ぐに連絡を・・・・という形で伝えられていますが・・・。

合わせて、

  • 「育児に詰まったら」
  • 「子育てで不安になったら」

気軽に相談してください。
という、側面でのアプローチも必要だろう。

親は親で病んでいる、その時に相談できるところがあれば・・・・。
相談など堅苦しいものではなく、愚痴が言えるところでもいいだろう。

そんな気がする。

もちろん、かかってくる電話の0.01%も満たない状況かもしれないが、この割合が少しでも高くなれば・・・。

それは、数字として見える児童相談所の成果の1つだと思う。

 

最後に
この事件が大きく報道されたのは、

結愛ちゃんのノートの文章だと思う。

もうパパとママにいわれなくてもしっかりとじぶんからきょうよりもっともっとあしたはできるようにするから もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします

 ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして きのうぜんぜんできてなかったこと これまでまいにちやってきたことをなおします

 これまでどれだけあほみたいにあそんでいたか あそぶってあほみたいなことやめるので もうぜったいぜったいやらないからね ぜったいぜったいやくそくします

 

これは、毎朝平仮名の書き取り練習をしていたノートである。

書いてある内容が非常重すぎてそこは問題だが、親が子供への教育としては、悪いことではないと思う。

我が家では、4歳くらいから
平仮名を覚えさせるために、毎日絵日記を書く習慣をつけた。

もちろん、最初は1行日記から始まり、1年生くらいまではやっていた。

昔の日記を見るだけでその成長を感じ取れるし、絵も上手になっていくのも分かったし、子供もそれを実感していた。

 
今回の場合、インパクトの大きい文章を捜査1課が公表したことであって、
他にはもっと、母子のカタチを感じられる、平仮名の勉強風景が感じ取れるかもしれない。
 

最初に報道された記事では、
この文章の

もうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします

だけを切り抜き、遺書的な位置づけで報道していたのも事実なので・・。

もちろん、母親の優里容疑者は実の子を殺めしてしまったのは悪いが、メディアの印象捜査に振られるのはよくないかもしれない。
 
 

今度、4歳くらいから始める、絵日記のポイント紹介したいと思います。
これをやると、文字を覚えるだけでなく

  • 文字をキレイにかく
  • 絵を描く
  • 何を書くか考える
  • 過去の日記をみんなで見るだけで盛り上がれる

などなど、子供だけでなく、親もいろいろな意味で楽しめますので。