小学校の入学式では、子供にどのような服装をさせれば良いのでしょうか?
あなたが小学生だった頃とはランドセルの流行りも変わり、「親目線」で子供の服装を選ぶと恥をかかせてしまうのが現実です。
私も古い人間なので、凝り固まった考えで子供見てしまうことが多々あります。
そこで困った時は、年明けに有名デパートへ行くといいでしょう。
2月頃からは入学式向けの催事を開催するなど、デパートや百貨店では「ふさわしい服装のパターン」を見れる機会が増えます。
また子供だけでなく保護者向けのコーナーも設置してあり、「親が何を着るべきか」も分かるのです。
必ずしも購入する必要はありませんので、勉強のため積極的に訪れるようにしましょう。
そこで、今回は、入学式前に考えておきたい、小学校の入学準備リストを紹介します。
小学校の入学準備費用はどれくらい?
兄姉がいれば、お下がりで済む物品もあるでしょう。しかし初めての小学校入学なら、次のような物品を事前に買い揃えておかなければいけません。
- ランドセル
- 通学用の靴
- 防犯グッズ
- 学習机
- 文房具
- 教科書
- 毎日着る洋服
- 入学式で着る子供と親の洋服
祖父母や親族からランドセルを贈られることもありますが、全てを揃えるとなれば「10万円から30万円」かかります。
もしも学資保険に加入していると、入学給付金として「祝い金」を受け取れますので、それを入学準備費用に充てることもできるでしょう。
意外に重要な通学用の靴の選び方
小学校のお子さんは、まだまだ可愛い盛りです。
そのため毎日履くこととなる靴は、キャラクターデザインの商品を購入しがちです。
我が子がさらに可愛くなったと、親も喜んでしまうでしょう。
ところが通学用の靴は、毎日履く物だからこそ「機能性」に優れた商品を選ぶべきです。
長距離を歩くために設計されていなければ、足の裏がすぐ痛くなったり、骨盤を歪ませる原因となります。
骨格に悪影響を与える商品を使い続けると、成長を妨げる危険性が生じるため注意してください。
1番はスニーカーです。
どうしてもキャラクターデザインの靴を履かせたい時は、通学に慣れてから検討するべきです。
それまでは可愛らしい靴下の着用で我慢しましょう。
また小学校によっては、キャラクターデザインや特殊な製品の着用を禁止していたりします。
子供をアクセサリー感覚で扱うあまり、校則違反により学校側と喧嘩しないように気を付けたいところです。
ランドセルの選び方
最近ではカラーが豊富に揃っており、女の子向けにはレインボーやピンク、パープルなどが人気です。
花柄やハート、リボン付きの萌えランドセルまであるため、ついつい奮発してしまう親も少なくないでしょう。
男の子向けには、黒や茶色、青色、茶色が人気です。
昔と違う点は、背負いやすいように背中と密着する部分が特殊な構造となっている商品が多いです。
平らではなく肩甲骨の膨らみに合わせて、ランドセルの接地部位も盛り上がっています。
またランドセルは、大きく分けると牛革と馬革、人工皮革に分類されます。
デザインも含めて子供と話し合いながら、どれを購入するか選ぶことになるでしょう。
しかし、優先すべきは「小学校の校則」です。入学先が私立か公立か、お住まいの地域の慣習はどうなっているかで厳しさも変わります。
どれだけランドセルを比較検討しても、学校側が禁止しているデザインを選んでしまっては使うことができません。
そこでママ友達とも話し合い、少し変わったランドセルを買う予定なら学校に尋ねてみるべきです。
購入者が祖父母や親族であれば、買った後のことは考えないため事前に注意点を伝えておきましょう。
その上で「6年保証」のランドセルを選ぶと良いかもしれません。
低価格と言われる商品でも約3万円するので、保証期間なしでは壊れてしまった時に手痛い出費となります。
毎日使うものだからこそ早急に買い直さなくてはいけないので、「保証期間」も重要なポイントとなるはずです。
小学校入学に向けての準備
小学校生活が始まると、1人で行動する時間が増えます。
幼稚園や保育園とは違い、先生が全てを管理することは難しく、親が子供をサポートしなければいけません。
しかしサポートにも限界があるため、所有物の全てに名前を書いておくと良いです。
その結果、盗難や紛失トラブルを回避できます。
子供の名前を書いておくべきアイテムは、
- 下着
- 体操着
- ハンカチ
- 教科書
- 文房具
はもちろん、
- 計算カード・九九カードは1枚ずつ
- かぞえぼうも1本ずつ
にも1つずつ名前を書きます。
ランドセルや楽器といった高価な製品は、名前シールを使うと将来的に剥がすことも可能なため便利です。
お子さんと一緒に名前を書く作業を行えば、漢字の練習にも繋がり一石二鳥かもしれませんね。
お名前スタンプ(お名前はんこ)を1セット用意しておくと便利です。
判子のサイズを多めに持っておけば、雑巾などの大きなものから、かぞえぼうのような細いものまで対応できます。
布、プラスチック、木製にも対応していますし、また、ステイズオンクリーナーが付いているので学年が変わったとき、消して書き直すことも可能です。
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学校までの通学路確認
そして入学前には、子供と一緒に通学路を歩いてみましょう。
交通量が多い道や痴漢が出没する危険な道は無いか、万が一、登下校中に問題が発生したら頼れる家は無いかが分かります。
高齢者の営む個人商店があれば、そのオーナーと仲良くなっておきましょう。
「子供が帰宅しない時」などは有力な情報を教えてもらえるかもしれません。
学校でも生活も考えておく
忘れがちな準備には、小学生ならではの教養が挙げられます。
住所や電話番号の暗記、箸の持ち方、鉛筆の持ち方、名前の書き方、トイレの使い方、学校と自宅の場所などです。
小学校生活が始まれば、学校でご飯を食べることになりますので、最低限の食事のマナーも教えておくべきでしょう。
あまりにも食べるスピードが遅い、座ってご飯が食べられない、他人のご飯に手を出してしまうなどは、問題児扱いされる原因に繋がります。
小学校入学までのまとめ
小学校入学には、色々な下準備が必要となります。
そのため年が明けたら、4月に向けて早速動き出すべきです。
早過ぎて困ることは何もないのですから。
下準備を始めたら、子供の普段の生活にも目を見張るようにしてください。
- 挨拶や謝罪が全くできない
- 1人でトイレに行けない
- 着替えに時間がかかる
場合など、同級生からからかわれたり、いじめられるに発展する可能性があります。
ご飯を食べたら便意を催す子は、給食後にどうするか考えておくべきです。
事前にお子さんの問題点を理解していれば、担任の先生と話し合い解決することもできます。
学校に通わせるための準備だけではなく、入学してからの子供の生活も考えてあげましょう。