2歳児が指しゃぶりをする5つの原因とは

スポンサーリンク

《PR》

指しゃぶり 2歳指しゃぶり
スポンサーリンク



2歳児の指しゃぶり

2歳児くらいの子供がよく指しゃぶりをするのは
いったいなぜでしょうか??

実はそれには5つの原因があるのです!

今回は2歳児の子供が指しゃぶりをする原因について、
ご紹介していきますよ!

子供が指しゃぶりをしていて、やめさせたい
と思っているけれど、どうしたらいいか分からない!

と思っている30代専業主婦ママさんも多いのでは??

指しゃぶりをすると、指に唾液がついて、
その手でおもちゃはもちろん、
家のあらゆるものを触られてしまって、
不衛生、掃除が増える、などなどの家事を増やされ、
イライラしてしまうこともありますよね?!

そんな指しゃぶりは、ぜひとも早くやめて
いただきたいものですが、指しゃぶりの原因が分かれば、
解決する方法や対策も見つかるのでは?

スポンサーリンク

2歳の子供が指しゃぶりをする5つの原因

寝る前や退屈しているとき

赤ちゃんは、母乳やミルクを飲みながら眠りにつきます。

母乳やミルクを飲むことは、おなかがいっぱいに
なるだけではなく、実は赤ちゃんに安心感をも
与えてくれるものなのです。

母乳やミルクの代わりに“指しゃぶり”をすると、
赤ちゃんの時に眠りについたような安心感が得られ、
精神安定的な役割をしています。

赤ちゃんも、2歳児くらいの子供も、寝るときは
ママの手や耳や胸や、触っていると落ち着く物などを
触って寝たりしていませんか?

指しゃぶりも同じで、指をしゃぶっていると
落ち着くからしゃぶっているのでしょうね。

暇になった時、2歳児くらいの小さな子供は
ふと不安な気持ちになったり、
さみしいと感じたりします。

そんな不安やさみしさから、指しゃぶりをして
安心感を得ようとすることがあります。

たしかに、子供が1人でボーっとしている時、
何をこの子は考えているのだろう?
と思うことってありませんか??

もしかしたら、ふと不安になったり、
さみしいと感じているのかもしれませんね。

指しゃぶり 原因

卒乳の後

赤ちゃんは母乳やミルクを飲むことで、安心感を得ています。

いざ母乳をやめる=卒乳をする

それまでは母乳を飲むことで得ていた安心感ですが、
指しゃぶりをすることで得ようとしているのでしょうね!

ですから卒乳後に突然、指しゃぶりが始まってしまった
なんて子供さんも中にはいます。

“安心感を得るため”に指しゃぶりをしていたなんて!?

そう考えると、2歳児くらいの子供に
「指しゃぶりは絶対にやめなさい!」
とも言えなくなってしまいますよね。

吸啜反射

赤ちゃんは生まれてすぐに、母乳に
吸い付いて飲むことができます。

これを吸啜反射(きゅうてつ反射)といいます。

赤ちゃんが生まれ持った本能である吸啜反射によって
2歳児くらいの子供が指しゃぶりをする場合もあります。

2歳児といえば、もうママの母乳の栄養は必
要なくなっていますけど、まだまだおっぱいが
好きというお子さんもいますよね?!

母乳がそんなに飲みたくない場合でも、
きっと本能的に母乳が恋しくなることがあるのでしょうね。

不安な時

指しゃぶりをすることで、“精神安定効果”が
得られると言われています。

2歳児くらいの子供が指しゃぶりをするのは、
不安な時に指しゃぶりをすると安心感が
得られるからという場合もあります。

2歳児といえば、上手におしゃべりできる子もいれば、
まだまだ言葉にならない子もいます。
言葉の発達って、とても個人差が大きいものだったりします

もし子供が指しゃぶりをしているときがあったら…
今この子は不安な気持ちなのかな?など、
その子の気持ちを気にかけてあげることも大切です。

頭ごなしに「指しゃぶりなんてやっちゃダメだよ!」
なんて言ってはいけないですね。

かまってほしいとき

2歳児くらいの小さな子供は、
まだおしゃべりが上手にできない子も多いですよね。
そんな子が、親などにかまってほしいときに

指しゃぶりをして、気持ちを表している場合もあります。

なにか気持ちがさみしいから、
かまってほしいというサインなのでしょう。

この場合も、どんな気持ちでこの子は
指しゃぶりをしているのかな?

と、まだおしゃべりが上手にできない子供の気持ちを、
ママやパパも考えてあげることが大切ですね。

スポンサーリンク

指しゃぶりが引き起こす4つの子供への悪影響

出歯や歯並びが悪くなる

指しゃぶりは、歯並びに影響を与えることが
あるって知っていましたか?

それは指しゃぶりすることによって、
子供の前歯に強い力がかかるからなのです。

いわゆる“出歯”になったり
噛み合わせが悪くなる
などがあります。
子供の吸う力は、意外に強いものなのです!

だって赤ちゃんの頃から、生きるための本能で
母乳やミルクを吸い続けてきた訳ですからね。

赤ちゃんの頃に比べて、2歳児にもなれば
体も大きくなって、吸う力もそれなりに強く
なっていますよね。

そんな強力な吸い付きで指しゃぶりをあまりにも
頻繁にし続けていると、歯並び、さらには顎の発達にも
影響をあたえることがあるということです。

指しゃぶり デメリット

指にたこができる

2歳児くらいの子供の吸う力は、
意外に強いものなのです!

頻繁に指しゃぶりをしていると、
指にたこができてしまうのをご存知でしたか??

角質化がすすみ皮膚が部分的に分厚くなり、
ぽっこりとします。

指しゃぶりしてできてしまったものを“吸いだこ”
なんて呼んだりもします。

親としては、カワイイ子供の指にたこが
できてしまうのは、見た目にもなんか嫌な
感じで心配にもなりますね。

吸いだこは、指しゃぶりをやめれば、
自然と無くなるものです。

指にたこがあるからと、あまり心配し過ぎる
必要もありません。

注意しておきたいのは、吸いだこに傷があったりすると、
その部分からばい菌が入って炎症を
起こしてしまうことがあります。

普段から指しゃぶりをする子の指を、
注意深く見守ってあげることが大切ですね!

口内にばい菌が入ってしまう

指しゃぶりをするときは必然的に、
口を開けて指を入れる、ということをします。

口を開けたときに、空気が口に入ってきますが、
そのとき一緒にばい菌やウィルスなども体内に
取り込んでしまうことがあります。

ですから、風邪をひきやすくなり、
もちろん不衛生というのも気になりますよね。

不衛生というのが気になる場合は

  • 外出から帰ってきたときなどの
    手洗いをしっかりすること
  • 爪はきちっと切ってあげ、爪の間に汚れが
    たまらないようにしてあげる。
  • 指しゃぶりをした手で使ったおもちゃは、
    使用後に除菌してあげる

などの対策がありますよ。

口呼吸が癖になる

指しゃぶりをしているときは、
口が開いた状態であることもあり、
口呼吸がくせになってしまうことがあります。

また指しゃぶりの影響で、歯並びが出っ歯に
なっていたりすると、口が自然と開いた状態に
なってしまい、口呼吸をしてしまうことがあります。

口呼吸はそんなにダメなことなのか?

人は本来、鼻で呼吸をするような体のつくりに
なっていて、鼻呼吸にはたくさんのメリットが
そなわっているのです!

鼻呼吸のメリットは?

鼻はニオイを嗅ぐだけでなく、鼻毛や鼻の粘膜が
空気清浄器のような役割をしてくれて、
ホコリやウィルスなどが体内に入らない
ようにしてくれます。

口呼吸をしていると、
口の中の唾液が乾燥してしまいます。

実は唾液には、細菌を減らしてくれる役割があります。
唾液が乾いてしまうと、口臭や虫歯の
原因になってしまうのです!

ですから乳幼児の頃からの鼻呼吸の習慣が
とっても大切なのですよ。

口呼吸の影響を考える

指しゃぶりをしてしまう2歳児くらいの子供も、
成長につれて徐々に指しゃぶりをやめさせてあげたいですね。

指しゃぶり 精神安定

スポンサーリンク

指しゃぶりは子供の癒し!無理にやめさせるのはかわいそう

子供は指しゃぶりで精神を安定させる

さみしいときや、不安なときなど、
安心感を得るために子供は指しゃぶりをすることがあります。

おなかが空いているから指しゃぶりを
しているのかな?

と思っていた方も多いのではないでしょうか?
「指しゃぶりをしてはダメ」
と無理強いせず、その子の気持ちに寄り添って
あげることも大切ですね。

成長すれば自然とやめることが多い

指しゃぶりの原因の1つである“吸啜反射”は
赤ちゃんの本能と前述しましたが、
2歳半~3歳児くらいになると、
自分の意志で行動ができるようになってきます。

大人の言っていることも理解はできるように
なっているので、
「指しゃぶりはやめた方がいいよ」
と子供に言えば、自分でも理解をしてくれるようになります。

指しゃぶりをしそうになったら、声をかけて
あげて、気をそらすよう遊んであげるなど、
指しゃぶりの頻度を減らしてあげる工夫は必要です。

徐々に、焦らず、無理強いせず、指しゃぶりを
やめさせてあげる気持ちも大切ですね。

指しゃぶりはパパママへのメッセージでもある

2歳児くらいの子供は、まだまだ上手に
しゃべれないという子が多いです。

そんな子供は、かまってほしいという時や、
さみしい気持ちの時、不安な気持ちの時などに

指しゃぶりをして、自分の気持ちを表しています。

どんな気持ちの指しゃぶりなのかな?

と2歳児のこの時期は、パパやママも感じてあげることが
大切なことではないでしょうか?

成長とともに言葉も発達していくでしょうからね。

スポンサーリンク

2歳児の指しゃぶりの原因のまとめ

2歳児の指しゃぶりの影響と原因について
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

指しゃぶりのするのには子供なりの理由があったのですね!?

  • 指しゃぶりをする理由の1つは“安心感を得るため”
  • 2歳児くらいの子供はまだ“吸てつ反射”があり、
    指しゃぶりをすることもある
  • まだ上手にしゃべれない2歳児は、
    指しゃぶりで何か気持ちを伝えようといしてることもある

指しゃぶりがもたらす可能性のある悪影響もあります!

  • 強い力で指を吸い込んでいるので、
    “歯並び”や“顎の発達”に影響することがある
  • 口呼吸になりやすく、ばい菌やウィルスを
    体内の取り込みやすくなり、口臭の原因になる。

ですから、言葉が発達して吸啜反射の
おさまってくる3歳頃など、
徐々に指しゃぶりの頻度を減らす工夫をし、

指しゃぶりを止めさせてあげることがおススメです。

指しゃぶり、さみしさや不安、
かまってほしい、何かしてはほしい、
などのメッセージが込められています。

指しゃぶりはできればやめてもらいたいものですが、
2歳頃の子供の場合、ママやパパはそんな気持ちが
込められていることを理解し、見守ってあげることも大切ですね!