1月校の受験まで60日を切りました。
娘もラストスパートということではないですが毎日塾に通い頑張っています。
ただ、気になるのがコロナウイルス。
冬になれば感染拡大は見えていたけど、
コロナで人口が半分になってしまうかのような相変わらずアホなメディアの煽り。
まぁ、そんなことは良いとして、中学受験に限らず、
- 小学受験
- 高校受験
- 大学受験
など、コロナによって人生を左右されそうな人が多数出そうです。
そこで今回は、
あらかじめ考えられるコロナと受験に関してまとめてみました。
コロナと受験
そもそも受験当日、調子が悪い場合、
- 無理してでも受験する
- 大事を取って休む
親の選択にゆだねられます。
しかし、
第2類に分類されているコロナウイルスの場合は少し変わってきます。
現状、陽性が確認されると2週間隔離が基本です。
受験したくてもできない
基本的に、1月31日に陽性が確認されれば、2月14日までの受験はアウトになります。
付け加えれば、そのあとのPCR検査で陽性となれば、隔離はほどけません。
更に更に厄介なのが、濃厚接触者の存在。
陽性者の周りの人は基本的にPCR検査が行われます。
これによって陽性となれば、2週間隔離。
もし、塾内でクラスターが発生したら・・・
ということは、塾内でクラスターが発生した場合、
その塾生の多くが、志望校を受験することができなくなるでしょう。
受験校側は受験当日、体温チェックやサーモチェックで、37.5度以上ある場合に関しての予備日を設けているところはありますが、
コロナ感染によって受験ができない人への猶予がある学校は多くないでしょう。
隠蔽が訴訟になる可能性も
そこで気になるのがコロナ感染の隠蔽。
基本的に自覚症状があってもPCR検査を行わない限り、感染者とはなりません。
しかし、濃厚接触者に該当する場合はPCR検査が義務付けられます。
*PCR拒否に罰則ということで都条例提案を都議会に提出する方向で調整されています。
これで陽性となれば確実にアウトです。
これを無視し受験を受けるというようなことになれば問題となるでしょう。
もし、その受験会場でクラスターが発生した場合、
とばっちりを受け陽性となった子供は、それ以降の受験がアウトになります。
となれば、訴訟ということになるでしょう。
下手すると損害賠償額は億レベルの話になるかもしれません。
受験ができなかったことで、有名中学への進学が途絶えた。
有名中学・有名大学・一流企業に入ることで生涯年収は、何億円になる可能性があった。
その機会を失った。
御三家でこのようなことが起きれば、加害者は複数の人から訴訟ということになるでしょう。
塾側も慎重に考える必要あり
一般的に、学習塾では今の時期、志望校・学校別でクラス分けが行われていることが多いでしょう。
開成中学コース、麻布中学コース、桜蔭中学コース、女子学院コース、豊島岡中学コース・・・・などなど。
もし、そのクラス内でクラスターが起きたら・・・。
陽性者は隔離期間の受験を諦めざるを得なくなるでしょう。
仮に2月1日がその期間内であれば、
その塾においての2021年の合格実績は大きく落ちるでしょう。
誰も責められない
ただこの場合、
塾側を攻めることも生徒を攻めることもできないでしょう。
コロナはある程度のケアで感染リスクを抑えることができますが、100%感染を抑えることはできません。
小学校の場合、生徒・親のコロナに対してのケアは温度差があります。
塾に通わせている親が気を使って生活していたとしても小学校で感染するかもしれません。
塾側が隠蔽することが不可能でしょうから、
あらかじめ塾側もコロナ対策が必要となってくるでしょうし、万全の準備としては、年始からはオンライン授業という形でリスク管理をするかもしれません。
もし、コロナに子供かかったら
現状、30歳までの人で疾患を持っていない人がコロナでは亡くなっていないと思います。
*糖尿病の基礎疾患を持っていた力士(西三段目82枚目、勝武士)のみ
なので、コロナにかかっても死を意識することはありません。
しかし、受験日2週間前のコロナ感染では諦めざるを得ません。
今まで頑張ってきたのに・・・正直残念ですが、
2021年の受験はまず、コロナに勝つところから始まると考えておいたほうがいいでしょう。
雑談:コロナ受験保険とはあればいいのに・・・
こんな保険あったらいいと思いませんか?
というか、こんな保険売れると思っています。
それがコロナ受験保険。
もし、コロナウイルスの陽性になり志望校への受験が叶わなかった場合、
今までの塾代相当が保険として返ってくるというもの。
4万×36か月+季節講習で150万円とか・・・。
コロナウイルスと中学受験:まとめ
1月校の受験まで50日を切り、2月1日まで70日。
志望校もある程度確定し、結果によって受験校を変えるというテクニカルな局面だと思いますが、
今回は、今後起きるであろうコロナウイルスと受験に関して書いてみました。
中学受験は子供にとって最初の大きなハードルかもしれません。
しかし、2021年の受験は外的要因であるコロナとどう戦うか?
受験生にとってはwithコロナは許されません。
だからと言って、完璧に防御することができない厄介なものであることを頭に入れておかないといけないでしょう。