現状の中学受験は
国語に限らず、文章を読み解く力が求められます。
社会はほぼ国語と変わらない文章量ですし、
理科も算数も、しっかり読む・内容を理解する・その上で仮説を立てる・方式に当てはめる。
要するに、
暗記だけでは勝ち組になり難い状況となっています。
今回は、そのベースでもある
- 国語の偏差値を上げる方法
- 国語が楽しくなる方法
を紹介したいと思います。
国語の偏差値を上げるには?
どの教科も同じですが、
- 問題が解けるようになったら
- テストの点がよかったら
やる気・モチベーションが上がります。
国語も同じなのですが、国語の場合、
- 文章問題
- 漢字
- 熟語
などの単元を
- どこから手を付ければいいのか?
- そんな簡単にできるようになるのか?
悩むところでしょう。
そこで必要なのが、国語が楽しくなるスパイス
国語の基本は読書が好きになること
極論とも言えますが、国語の偏差値を上げるには読書が好きになること。
これです!!
読書が好きになれば、必然的に読解力が付いてきます。
じゃぁ、どうするか?
国語のテストでできる喜びを与えるにはどうすればいいのか?
簡単です!
少なくとも、抵抗なく問題に取り組めると思います。
この雰囲気を作ることが、国語の点数アップ・偏差値を上げる方法だと考えます。
実際にやってみるのが1番
用意するものは
- 国語の過去問
- その国語の長文で使われている書籍
この書籍を子供に読ませ、後日、過去問を解かせる。
難易度がありますが、
四谷大塚の過去問データベースで、探してみてください。
国語が苦手な子なら、
過去の週テストや組み分けテストでやってもいいでしょう。
もっとぶっちゃければ、知っている内容がテストに出て、そこに解く喜びを与えればいいのです。
取っ掛かりは、映画や漫画でもいいでしょう。
そこから、本へ誘導してあげてください。
今年注目されていた2冊
小川糸さんのライオンのおやつ
今年でいえば、
小川糸さんのライオンのおやつ は、中学受験において注目されていた1冊でした。
各塾のテストでも1回は使われたのではないでしょうか?
馳星周さんの”少年と犬”
今年(2021年)の受験問題が出揃っていませんが、
直木賞作家 馳星周さんの”少年と犬”あたりは、どこかの受験で使われたかもしれません。
時期的なことを考えると、
新6年生の週テストや模試、来年の入試等にも使われる可能性がありますので、読んでおくだけでもいいと思います。
読書好きの娘は、
週テストや模試、入試などにおいて、
- 読んだことがある本が出題された
- 読んだことのある作家の本が出題された
ということが多々あり、国語ではあまり苦労しませんでした。
受験に向けては、ある程度、書籍・作家を選びが必要ですが、直近の1年の作品中心なので難しくないと思います。
国語の偏差値との兼ね合い
もう、すでに偏差値65以上の子は、読書好きな子だと思います。
しかし、国語が苦手で偏差値40台という子は、読書が定着することで、偏差値55までは一気にアップすると思います。
- 作品を知る
- 作家を知る
なんとなくの全体像のイメージもできますし、
- 読解力が上がれば、必然と他の教科にもプラスに働きます。
- 読むスピードが上がれば、時間配分にも余裕が出ます。
10歳そこらの子供ですから、何がきっかけになるかわかりません。
親は、そのやる気を引き出すために、ちょっとだけ考えてもらえればと思います。
2022年(令和4年):中学受験:国語に出そうな本
最後に、
2022年(令和4年)
中学受験:国語に出そうな本を、時間があるときに紹介したいと思います。