このページ、初めて全国統一小学生テストを受けた子の親御さん向けに書いています。
四谷大塚の全国統一小学生テスト
先日、うちの娘(4年生)が四谷大塚の全国統一小学生テストを受けてきた。
妻がなんとなく申込み、何気なく受けたわけだが、その結果を帰ってきた。
四谷大塚の全国統一小学生テストとは
四谷大塚の全国統一小学生テストとは、
昨年は全国150,950人の小学生が挑戦した今年で12年、通算23回目を数える、全国最大級の小学生テストのようです。
全国の年長生・小学1~6年生が対象で料金は無料。
ちなみに、この「全国統一小学生テスト」を受験して合格基準をクリアすると四谷大塚、四谷大塚NET加盟塾、四谷大塚YTnet提携塾への入塾資格を得ることができるわけで、要するに、入塾テストもかねているテストみたいです。
四谷大塚の全国統一小学生テストどんな内容が出るの?
実際、テストを受けた娘は、ヤラレタ・・・・という感想であった。
このテスト、
全国統一小学生テストという位置づけだけでなく、入塾テストも兼ねているわけだが、一筋縄でいかないな問題もかなり多く出る。
ザックリな内訳を書くと
- 基礎的な平均回答率70%以上の問題 3.5~4割
- 応用的な平均回答率50%前後の問題 3.5~5割
- 難易度の高いテクニックを要する問題 2割
こんな感じ。
で、結果はどうだった?
娘の結果は、国語はそれなりの偏差値であったが、その他算数・理科・社会はの偏差値はまぁまぁという感じであった。
娘もテストが終わった後、国語はできたけど、算数は後半難しかったと言っていたし、
私自身、問題用紙を見たときに、対策なしではこれは解けないなぁ~っとは感じていた。
四谷大塚の全国統一小学生テスト結果の考え方
で、この四谷大塚の全国統一小学生テストの結果を見て思ったこと。
個人的な感想だが、
このテストを初めて受ける人と、2回目以上、また四谷大塚受講生の3つのタイプに分けてテスト結果を考えなくてはいけないと思う。
初めて受けた人の場合
初めて受けた子の親は、結果にがっかりする人も少なくないだろう。
それもそのはず。
学校のテストでは出ないであろう中学受験並みの問題を急に出されたわけだから、テスト慣れしていないだけでなく、その対応・動揺もあったはず。
さらに、算数に限らず時間配分もできなかったかもしれない。
よって、今回の結果に関しては、
点数や偏差値に一喜一憂するのではなく、絶対落としてはいけない問題がしっかり解けているのか?
この部分をテスト結果から読み解くことが重要視したほうがいいだろう。
付け加えれば、結果にヤバイと感じる必要はない。
手ぶらで狩りに行ったようなもので、銃を持っている大塚受講生と差があるのは当たり前ということ。
2回以上の受験者
一度テストを受けることで、どのようなパターンのテストが出るのか?テストの雰囲気なども分かっているのがこのタイプ。
それに対して、親はどのような対応をしたのか?
その結果が試されるのが、2回以上テスト受けたパターンの人。
前回と同じような結果であれば、ただ、テストを受けたというだけ。
逆に、テスト対策ができていれば、得点も偏差値も上がっているはず。
四谷大塚受講生
実は、この四谷大塚:全国統一小学生テスト、入塾生のための全国順位・偏差値を確認するテストの位置づけが非常に大きいのではないか?
っと感じている。
塾生であれば、テスト対策を行っているわけで、その対策の多くは問題を解くテクニック。
このテクニックを知っているか?知らないか?
これはかなりテスト結果を左右する。
トップを取るのであれば、絶対、このテクニックを1つでも多く経験しておく必要がある。
その意味では、四谷大塚受講生は、全国統一小学生テストの結果は真摯に受け止めなくてはいけないだろう。
親も、今回の結果が気が気でなかったはず。
四谷大塚の全国統一小学生テストの結果を見て
私は今回の結果をまだしっかり見ていないが、
たぶん、
四谷大塚受講生をはじめ、各進学塾に通っている受験生 と これから進学に向けて動き始めた受験生 では
今回の結果、大きく開きがあると思っている。
四谷大塚も、
親にプレッシャーをかけ、入塾を促すという営業活動の側面があり、そのための広告活動という位置づけもあるが、
結果の欄に、
- 受験生全員の順位・偏差値
- 入塾生の順位・偏差値
- 複数回受験生の順位・偏差値
- 初めての受験生の順位・偏差値
という欄があると、それこそが、これから受験に向けて動き出す親へのプレッシャーであり、動機付けになるのはないか?っと思う。
- よい結果であれば、地頭がいいのでもっと伸ばせる。
- 悪い結果であれば、よりプレッシャーを掛けられる。
しっかり見ていないから、もしかしたら載ってるかもしれないけど・・・。
四谷大塚の全国統一小学生テストに感謝
今回、妻の突発的な行動により、娘の理解度や地頭を数字(偏差値)として知ることができた。
想定内の数字で、まぁ、現状ならこんなものだろう・・・っと感じたが、逆にやらなくてならないことも見えてきた。
今後、中学・高校・大学と進むわけなので、早めに問題を解くためのクセやテクニックは知らないより知っていたほうがいい。
特に、算数。
これに関しては、1つでも多く問題に触れさせる、経験させておく必要を感じた。
ちなみに、
国語は読解力がメインなのでクセはそれほどなく、社会・理科は暗記的なものも多いが・・・。
そして、中学受験というもののレベルもなんとなく分かった。
夜、一流中学の過去問でも解いてみることにしよう・・・・。