娘の中学受験を思い返してみた。
2021年2月、やっと娘の受験が終わりました。
無事に志望校に合格しました!
そこで、これまでの受験までの流れを簡単に紹介します。
中学受験の考え方
【更新:2021.12.27】
岸田政権の愚策で振り回されている1つに受験も。
- 濃厚接触者は受験が受けられない・・・
- やっぱり、受けられる体制を打診・・・
学校によっては、
予備日を設けている学校、そもそも設けていない学校があるので、それをベースに考えていると思いますが、
今回の打診によって、中学校側の対応も変わるかもしれません。
たしか、昨年は
- 女子学院(JG)は1発受験。
そのタイミングでコロナに感染したら、受験ができないという決定だったと思います。 - 栄東中は、1月末に、代替日が用意されていたと思います。
このあたりの各学校のアナウンスを確認し、受験日のスケジュールを再検討する必要が出てくるかもしれませんね。
『ドラマ:二月の勝者』
二月の勝者はリアル?
受験生を持つ親は見た方がいい?
中学受験を受ける親御さんに言いたいこと
詳細はコチラ
『志望校・受験校の選び方』
『国語の偏差値を上げるには?』
コロナ中学受験
娘も早いもので小学6年生になりました。
来年1月から中学受験が始まります。
と言っても我が家で受験を本格的には決めたのは5年生の夏休みからですが・・・・。
本来であれば、4年生の段階でそれなりの塾へ通い始め、遅くとも5年生からだから、我が家の場合かなり後発組になります。
中学受験のテスト範囲はかなり広いし、国語・算数・理科・社会と4教科のところが多いため、覚えることも多いのは当たり前です。
- 4年生で大まかなベースとなる項目、つるかめ算などの解き方を学ぶ
- 5年生で全体像を網羅・具体的にその知識を深める
- 6年生(前半)で受験を意識した、応用に取り組む
- 6年生(後半)で過去問・受験校対策
が、全体像でしょう。
娘の場合は、
5年の夏休みからなので、夏休み中で全体像を掴むことに専念するところから始まりました。
夏期講習には行きましたが、その前段階である基礎も同時に進めながら、かなりその部分に時間を割いたのを覚えています。
なぜ、中学受験をするのか?
では、なぜ中学受験をするのか?
これは各家庭いろいろな考え方があるし、塾は塾なりのポジショントークがあるのも事実です。
ただ、現実だけを見れば、
中学受験より高校受験の方が大変だということ。
大変という言い方は曖昧なのではっきり言えば、高校受験を行う学校が減ってしまうという現実があります。
中学受験で偏差値40の中学校が、高校受験では偏差値55以上なんてことも現実です。
さらに、中学受験の上位校には、高校からの受け入れを一切していないという事実も。
都内でいえば、
女子学院高等学校、雙葉高等学校、頌栄女子学院高等学校、桜蔭高等学校、鴎友学園女子高等学校、学習院女子高等科、吉祥女子高等学校、豊島岡女子学園、芝高等学校、麻布高等学校、渋谷教育学園渋谷高等学校、本郷学園などなど・・・
大学受験改革も
大学受験に関して、英語の試験をどうするか?
大学入学共通テストで予定されていた英語民間試験でも、二転三転して見送られましたが、基本的な流れには変わりありません。
英語に関わらず、大学受験を考えれば、
- 中学・高校の6年間を同じ環境で行うか?
- 高校からレギュレーションに合わせた勉強を始めるか?
は、親として判断材料になるでしょう。
我が家の場合、大学受験改革も含め、6年間、一貫したカリキュラムで行える中高一貫を選択したわけですが、ここに答えはありません。
勉強するのは子供だけど・・・
親が考えることはいろいろありますが、実際にやるのは子供です。
ただ、
- 先導するのは親である必要があります。
- 環境を作るのも親でなくてはなりません。
私の場合、
どこの学校に行かせたい!
ではなく、学校選びにおいて、1つでも多くの選択肢を持たせたいと思い、塾に通わせ始めました。
入塾テストでは、
算数・社会・理科はボロボロでした。
多分、偏差値50前後くらいだったと思います。
最終的には偏差値60台後半まで押し上げられました
塾生相手のテストですから
塾では、各項目細かく授業を受け、毎週テスト・月に1度組分けテストを行っています。
そんなメンバーに公文で算数・国語をやっているレベルでは太刀打ちでないのは当たり前です。
入塾当初
とは言え、
塾に通い始めてからは言い訳は言ってられません。
まず、
- みんなに追いつく。
- 自分の弱い所を自覚する。
- 短期間で習得するテクニックを身につける
これをベースに二人三脚でノウハウを蓄積していきました。
子と親の関わり方
親は、子供に勉強を教えたい!
っと思うでしょう。
小学校低学年であれば容易だと思います。
しかし、高学年、さらに受験を意識しているのであれば、親の知識を教えるのはマイナスになる場合があります。
塾では塾なりの教え方があります。
連立方程式は中学で習うものなので、小学受験では使いません。
(というか、連立方程式は意外と遠回りで時間がかかります。)
よって、
親の接し方の基本は、あくまでもサポート役。
例えば、コピー取りです!
週テスト・組みあ分けテスト、復習用のコピー。
これをストレスなくサポートすることが親の役目です。
もう1つ、
昔と違うことが、ツールを活用します。
事前に、今週やる算数の項目を確認し、YoutubeやWEBサイトで類題を用意。
塾の教材によっては、答えを見えも意味が分からい、簡素化した回答というものもあります。
そんな時は、WEBサイトで細かく解説している似たよう問題を探し、共有します。
分かること・できること
勉強が、難しいと感じるか?簡単と感じるか?
これは紙一重です。
- 分かれば、挑戦する意欲が湧きます。
- できれば、自信になります。
中学受験は、この積み重ねです。
分からないところをそのままにしない。
ただ、分からない・できないといってもレベルがあります。
超難問は、
簡単に理解できるものではありません。
そこに時間をどれだけ割くか?
出来ない部分の取捨も潔くすることも必要です。
娘の場合、当初、
特に算数においては、問1~問8まであった問題の後半の6・7・8には手を付けなくてもいいというルールまで決めました。
今でも、時間の使い方のベースは、分からない問題に時間を割かないというルールが生きています。
コロナ受験の今
コロナウイルスによる自粛の今、
塾も休みになり、今まであった毎週のテストも自宅で解く形、分からないところは電話質問の日々です。
zoomの授業も徐々に始める予定ですが、今までのルーティンで進まない日々が続いています。
とは言え、この期間、逆にチャンスだと思っています。
- 今やるべきこと
- 今やりたいこと
- 今しかできないこと
受験に向けてやることはたくさんあります。
読書好きの娘は、合間にたくさんの本も読めています。
本来、学校の授業があれば六年生は読書する時間すらないくらい、塾にどっぷりでしょう。
この間読んだ本は
- 逆ソクラテス:伊坂幸太郎
- 流浪の月:凪良 ゆう
- ひと:小野寺 史宜
- medium 霊媒探偵城塚翡翠:相沢 沙呼
- そして、バトンは渡された:瀬尾まいこ
- 火のないところに煙は:芦沢央
- リーチ先生:原田 マハ
- 虹いろ図書館のへびおとこ:櫻井 とりお
- 十四歳日和:水野 瑠見
- 上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部:高殿 円
- 線は、僕を描く:砥上 裕將
- 青がやってきた:まはら三桃
私は1冊も読んでいませんが、読書好きな妻が買ってきた本を読んでいます。